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【視点】所信表明演説 「反省」なき現実路線(産経新聞)

 菅直人首相の所信表明演説は「いのちを守りたい」などと理想や夢ばかり振りまいた鳩山由紀夫前首相の所信、施政両演説に比べ、現実的・実務的で好対照となっている。ただ、「強い経済」の実現など菅カラーを強調する一方、政権を引き継ぐにあたって前内閣の失政や問題点の総括と具体的改善策は示しておらず「反省なき再出発」との印象はぬぐえないものだ。

 「この挫折を乗り越え、国民の皆さまの信頼を回復する」。首相は、鳩山前首相が辞任で「けじめをつけられた」と話を簡単に終わらせた。これでは真の「信頼回復」につながらない。

 外交に関し、「『現実主義』を基調とした外交を推進すべきだ」と述べるのは、現実から遊離した鳩山外交の轍(てつ)は踏まないとの姿勢を示したとみられる。だが、韓国哨戒艦を撃沈した北朝鮮に対し、現時点で「国交正常化を追求する」というのは気が早過ぎはしないか。また、普天間問題で日米合意を踏まえると主張するのはいいが、停滞した現状をどう打開するかの具体策はない。

 教育問題に言及しない点も気になる。やはり演説で教育にあまり触れなかった鳩山内閣は、道徳教育の縮小など日教組の政策要求に押し流されただけに、新内閣でも懸念される。

 首相は「むすび」で、リーダーシップ発揮のため国民に「私を信頼していただきたい」と呼びかけた。鳩山前首相がオバマ米大統領と国民に「トラスト・ミー(信頼してほしい)」と訴えたのと、不思議と重なっている。(阿比留瑠比)

みんなの党、阪急百の元部長を擁立へ 参院選大阪(産経新聞)
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W杯、日本は何位? 「優勝」4.2%、奇跡を期待(産経新聞)

民主代表選 菅氏つかず離れず 小沢氏と連携慎重(毎日新聞)

 「ポスト鳩山」を決める民主党代表選(4日投開票)の焦点は、有力視される菅直人副総理兼財務相と小沢一郎前幹事長との距離感だ。「小沢支配」の継続を嫌う非小沢系議員は小沢氏の「院政」を警戒する一方、参院選を来月に控え、党内には「小沢氏しか選挙は仕切れない」との声も根強くある。菅氏が小沢氏らの協力を仰げば、非小沢系が対抗馬を出す可能性もあるなど、選挙の構図は菅氏の動向次第で決まる可能性が高い。ただ、菅氏は広範な支持を狙い、側近らに特定グループとの連携には慎重な意向を示している。【田中成之】

 「清新な内閣と、清新な民主党執行部が作れる人に新しい代表になっていただかなくてはならない」

 2日午後、非小沢系の玄葉光一郎衆院財務金融委員長は、自らの勉強会に集まった約80人の衆参国会議員を前にそう語った。

 あいさつには、「新体制では小沢氏の影響力を抑えるべきだ」との意向がにじんだ。代表選を通じ、小沢グループが引き続き主導権確保を目指す動きを見せているためだ。同グループは支援する候補について「非小沢系の代表はいいが、幹事長まで取るのはだめだ」(若手)と、幹事長ポストを同グループに委ねる人物か否かで判断する構えを示す。さらに候補には小沢氏に近い原口一博総務相らの名をちらつかせ、支援を求めてこない菅氏をけん制している。

 非小沢系議員らが、幹事長を辞してもなお小沢氏への警戒を緩めないのは、圧倒的な影響力ゆえだ。小沢氏は06年の代表就任以来、一貫して選挙実務を取り仕切り、09年衆院選で圧勝をもたらした。これで「小沢グループ」と目される議員は、旧自由党系▽衆院若手でつくる「一新会」▽参院若手−−ら衆参約150人に達した。

 昨年5月の代表選も、小沢氏が鳩山由紀夫首相を支持したことが決定打となった。現在民主党議員は衆参で400人強。今回も小沢グループの支援を得れば、有力となる状況に変わりはない。

 一方、前原誠司国土交通相や玄葉氏らが所属し、非小沢系議員の多い「凌雲会」と、野田佳彦副財務相が中心の「花斉会」は、小沢氏の影響力を封じ込められる候補を推すことを視野に入れる。菅氏がこのまま小沢氏と一定の距離を置くならともかく、メンバーからは「菅氏が小沢氏に担がれるなら対抗馬を立てざるを得ない」(中堅)との声も出ている。その場合、「白紙」を強調している前原氏らが名乗りを上げる可能性も残っている。

 凌雲会には仙谷由人国家戦略担当相、枝野幸男行政刷新担当相ら、花斉会には「事業仕分け」で脚光を浴びた蓮舫参院議員らが所属。凌雲会では細野豪志前副幹事長が、花斉会では松本剛明衆院議院運営委員長が小沢氏の側近だ。「非小沢で一枚岩」とはいかない。

 民主党のグループは統制が緩く、掛け持ち組も大勢いる。また、岡田克也外相、馬淵澄夫副国交相ら特定グループに属さない議員も多い。昨年当選した140人以上の新人衆院議員の党内での立ち位置もあいまいだ。

 菅氏は小沢氏とはつかず離れずの距離を保っている。小沢氏との関係は悪くないが、非小沢系にも目配りし、小沢グループとの連携については明確にしていない。

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傍聴者4870人、5割増=事業仕分け(時事通信)

 政府の行政刷新会議は25日、公益法人などを対象とした計4日間の事業仕分けで、会場を訪れた一般傍聴者数が延べ約4870人だったと発表した。4月に実施した独立行政法人対象の事業仕分けで訪れた約3100人(4日間)より5割以上増加。国民が引き続き高い関心を持っていることが分かった。
 インターネットのライブ中継の視聴者は、4日間で延べ約128万人で4月の約130万人には届かなかった。 

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国家公務員採用半減、治安・安全業務は除外(読売新聞)

 政府は19日、2011年度の一般職国家公務員の新規採用数を09年度採用実績と比べて「おおむね半減」させるとした抑制目標について、刑務官や海上保安官など治安・安全業務に携わる専門職種に限り、削減幅を圧縮する例外を認める方針を固めた。

 抑制目標には、法務省が刑務官などを含む一律削減に反対していたが、特例措置によって同省も抑制目標を受け入れるため、21日にも閣議決定される見通しとなった。

 特例は「治安と安全には一定の業務水準を確保する必要がある」との判断から認めることとなった。削減幅の圧縮を認める専門職種はほかに、入国警備官と航空管制官とする方向だ。閣議決定では「原則は半減だが、総務相が特別に認める場合はこの限りでない」との規定を設け、対象を明示する。

 特例が認められる専門職種の09年度採用実績は、刑務官888人、入国警備官158人、海上保安官452人、航空管制官92人。総務省は当初、09年度実績比でいずれも5割削減を求めていたが、特例規定により、海上保安官と航空管制官はそれぞれ09年度実績並みの新規採用を認め、刑務官と入国警備官も新たな削減幅を調整している。

 総務省は「おおむね半減(5割削減)」を実施した場合、政府全体の11年度新規採用数は09年度実績の9112人に対し、4500人強に抑えられると試算していた。特例規定により、削減幅は少なくとも約300人圧縮され、新規採用数は4800人を上回る計算で、全体の削減幅は4割台となる見込みだ。

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【2010参院選 比例代表 予想の顔ぶれと情勢】新党ラッシュ、議席いくつ?(産経新聞)

 参院選に向けた新党ラッシュ。ここで党勢を拡大し、民主党でも自民党でもない「第三極」を目指す戦略だが、果たしてどれぐらいの議席が獲得できるのか。過去の世論調査から試算すると…。

 昨夏の衆院選前に結党し、今や第三極として注目されるみんなの党は、昨年8月の結党直後には産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)の合同世論調査で、政党支持率はわずか1.9%だったが、実際の衆院選での比例得票率は4.27%で、3議席を得た。

 平成17年8月、郵政民営化に反対した自民党議員らでつくった国民新党も結党後の支持率(同年9月の調査)はわずか0.9%。だが、同年の衆院選の結果は比例得票率1.74%で、支持率の1.93倍と2倍近くを出し、2議席を確保した。

 こうした結果から、ここ数年は、新党の比例得票率は、結党直後の世論調査の政党支持率の1.5〜2.5倍に膨れあがる可能性が指摘できる。「支持政党なし」とするいわゆる無党派層が、話題になっている「新党」に一定程度流れるためとみられる。

 今年4月24、25両日の調査では、たちあがれ日本の支持率は1.0%、新党改革は支持率1.1%だった。これらのデータから推測できる参院選比例の得票率は、たちあがれ日本1.5〜2.5%、新党改革1.65〜2.75%だ。

 19年参院選では、1議席獲得の最低ラインは国民新党の得票率2.15%。前回並みの得票率、総得票数だとすると、たちあがれ日本、新党改革は比例で「1議席を獲得するのがやっと」といえるだろう。

 ただ、これも前回並みと仮定した場合。新党ブームを作った日本新党が4年に結党した際の支持率は1.4%(同年6月の本社調査)だったが、同年の参院選では比例で360万票(得票率8.05%)を獲得、支持率の5.75倍もの票を集めた。「風」次第では大きく化けるのが新党。今回は果たしてどんな結果となるだろうか。

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ラグビーW杯の誘致めざし、東大阪市が来月から署名活動(産経新聞)

 9年後に日本で開催されるラグビーのワールドカップ(W杯)で、近鉄花園ラグビー場への試合誘致を目指している東大阪市は21日、誘致活動の概要を発表した。来月から署名活動を開始するほか、来年3月にはシンポジウムを開催、誘致機運を高める。

 署名活動は5月5日に同ラクビー場で行われる「東部大阪こどもラグビースクール交歓会」からスタート。9、16両日に開催されるラグビー関連のイベントでも行う予定。市は国内の試合会場が平成26〜27年に決定すると見込んでおり、それまで継続的に署名活動を展開する。

 市役所一丸で誘致活動に取り組む姿勢をアピールするため、6〜9月のクールビズ期間、今月発足した「ラグビーワールドカップ誘致室」の職員がラガーシャツを着て公務にあたり、ほかの部署の職員に対しても着用を呼びかける。

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空き巣容疑で中国人3人逮捕=「犬の散歩」装い見張りも−被害100件か・警視庁(時事通信)

 民家で現金などを盗んだとして、警視庁捜査3課などは22日までに、窃盗容疑などで、いずれも中国籍で、無職の自称張凱容疑者(37)=埼玉県熊谷市桜町=、無職王穎容疑者(24)=同=ら3人を逮捕した。
 同課によると、張容疑者は容疑を認め、「昨年10月から今年3月の間、空き巣に入った」と供述。茨城、栃木、群馬、埼玉、東京各都県で約100件の被害があり、同課が裏付けを進めている。うち約40件の被害額は計1500万円相当に上るという。
 逮捕容疑は昨年12月26日午後3時半から同5時半ごろの間、群馬県高崎市の無職女性(73)方で、現金や指輪など約140点(12万7000円相当)を盗んだ疑い。
 同課によると、張容疑者がドライバーで窓を破って侵入し、王容疑者が見張りを担当。知人から犬を借り、付近を散歩しているように装う場合もあったという。 

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<長妻厚生労働相>子ども手当の「バラマキ」批判にピリピリ(毎日新聞)

 母国に子どもを残す外国人にも子ども手当が支給されることへの批判に、長妻昭厚生労働相がピリピリしている。参院選を控え、目玉政策に対する予想外の世論の反応に焦りを深めているようだ。

 「100人を養子縁組した外国人への支給は年間1560万円」。2日に民放番組がそう紹介して以降、同省には「バラマキだ」との苦情が殺到し、ネット上には真偽取り交ぜた情報があふれ始めた。長妻氏は急きょ職員に命じ、「50人と縁組しても支給されない」との説明を省のホームページに公開させるなど火消しに躍起だ。

 それでも今度は、ネット上に「49人ならOK!」との書き込みが現れる始末。「50人もの子どもの面倒を見るのは無理」との常識論で「50人」を否定しただけで、人数に明快な基準はないためだ。

 11年度からの満額支給を巡っては、「全額現金」を求める長妻氏に一部閣僚が異を唱えている。波乱は続く気配で、長妻氏の気も当分休まりそうにない。【鈴木直】

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<田辺三菱製薬>「反省の姿勢ない」C型肝炎原告、強く批判(毎日新聞)

 「薬害再発防止の誓いは何だったのか」。厚生労働省から業務停止命令を受けた田辺三菱製薬は薬害C型肝炎訴訟の被告企業で、原告患者らへの謝罪と再発防止を盛り込んで和解していた。にもかかわらず今回の不祥事に至ったことで、同訴訟原告らからは強い批判の声があがった。【佐々木洋、石川淳一、松本惇】

 同社製の血液製剤フィブリノゲンでC型肝炎に感染したとして訴訟を起こし、08年9月に和解合意し謝罪を受けた全国原告団代表の山口美智子さん(53)は「驚きと怒りを覚える。企業として反省する姿勢が抜けている」と指摘。「1年半前の謝罪の際にも疑わしかったが、再発防止の約束も信用できない」と述べた。

 一方、田辺三菱製薬の土屋裕弘(みちひろ)社長は13日夜、藤井武彦バイファ社長とともに会見し「あってはならないことで深くおわび申し上げる。グループ各社の規制順守の徹底を図り、再発防止に努める」と陳謝した。

 両社の社外調査委員会(委員長・郷原信郎弁護士)の報告書は旧ミドリ十字時代の薬害エイズ事件(96年)に触れ「メドウェイの開発は経営不振を脱却する起死回生の策として立案されたが、動物実験などで思うような結果が出ずに製造承認が大幅に遅れ、現場の開発担当者に大きなプレッシャーがかかっていた」と分析した。

 社長に先立ち会見した郷原弁護士は「(改ざんに関与した)旧ミドリ十字社員の倫理意識の欠如が大きな要因の一つ」と指摘しつつ「自ら厚労省に通報しており『製薬会社大手で初の業務停止』という処分が適当かというと、ちょっと違うと思う」と述べた。

 厚生労働省によると医薬品承認申請に関する薬事法違反での製薬会社への業務停止命令は75年以降で約80件。94年には抗ウイルス剤のソリブジンの副作用問題で発売後に死者15人を出した日本商事が105日間の製造業務停止処分を受けたが、田辺三菱のような大手の業務停止は異例という。

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<北海道4児死亡>車内に使い捨てライター、紙に引火か(毎日新聞)

 北海道厚沢部町社の山で2日夜、乗用車内に残された乳幼児4人が死亡した車両火災で、道警江差署は3日、燃えた車を同署に移送し、検証を始めた。運転していた父親の話では、車内には使い捨てライターのほか、紙くずやおむつなどが散らかっていたといい、何かしらの原因で引火して車内から燃え広がった可能性があるとみて調べている。

 同署によると、死亡したのは函館市桔梗1、無職、棚橋智也さん(24)の▽長女歩夏(あゆか)ちゃん(3)▽長男旬汰(しゅんた)ちゃん(2)▽双子の男児の諒央(りおん)ちゃんと翔央(かおん)ちゃん(ともに7カ月)とみられる。4日に司法解剖して詳しい死因を調べる。

 江差署に運ばれた車は、グレーだった車体の色も分からないほど変色し、内部はシートも含めほとんどが燃え尽きていた。現場の町道は路面が黒く焼け焦げ、窓ガラスの破片が散らばっていた。

 同署の調べでは、火災は棚橋さんが厚沢部町の実家に立ち寄り、エンジンをかけたまま家の前に止めた車に子供を残していた約30分間に発生。厚沢部消防署員が到着した時は、火柱が上がり、車は激しく炎上していた。棚橋さんは「子供が寝ていたので車内に残した。ドアのロックはしていなかったと思う」と話しているという。

 また棚橋さんは出火に気づき、左右のスライドドアを開けて3列シートの2列目にいた諒央ちゃんと翔央ちゃんをチャイルドシートごと引き出そうとして右手に軽いやけどを負ったという。歩夏ちゃんと旬汰ちゃんは、3列目のシートに折り重なって倒れていた。

 近所の住民によると、棚橋さん一家は、たびたび棚橋さんの母親や祖母が住む実家を訪れていた。妻の季(ゆき)さん(21)は、仕事のため函館市内で車を降りていた。【水戸健一、岸川弘明、佐藤心哉】

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